Windows Mobile用「Opera Mobile 10」ベータ版が公開


Windows Mobile用「Opera Mobile 10」ベータ版

 ノルウェーのOpera Softwareは18日、Windows Mobile用「Opera Mobile 10」のベータ版を公開した。現在インターナショナル版が公開されており、対応するWindows Mobile端末にインストールできる。Operaでは検証済みの端末として、HTC Touch、Touch Diamond、Touch Pro、ソニーエリクソンXPERIA X1、東芝TG01(欧州版T-01A)など多数の機種を挙げている。なお、ロケールは英語版しか搭載していないため、メニューは英語で表示されているが、Webページを日本語で表示することは可能だ。

 Opera Mobile 10では、ユーザーインターフェイスがシンプルに改良され、デスクトップ版Operaでおなじみのスピードダイヤル機能やタブブラウジング機能も搭載されている。リンクを長押しするとページを新しいタブで開くことができ、複数のタブをサムネイルで表示してページの間を直感的に行き来できるようになった。

 また、Opera Mobile 10は、タッチスクリーンによるナビゲーションのために最適化されており、指ではじくだけでスクロールしたり、ズームしたり、ページの様々な場所を自在にスクロールできる。これはOperaが「動的スクロール」と呼ぶ機能で、より直感的に操作が可能になった。

 このほか、パスワードマネージャーが搭載され、パスワードを管理したり、プライバシーが気になる場合はログイン情報を全て消去することも可能だ。

タブ切り替え機能。各タブはサムネイル表示されるスピードダイヤル機能も搭載

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(青木 大我 taiga@scientist.com)

2009/11/19 11:46