動画共有サイト「Veoh」、イスラエル企業のQlipsoが買収


Veoh

 イスラエルのソーシャルコンテンツ企業Qlipsoが7日、米動画共有サイト「Veoh」を買収したことが明らかになった。これは、Veoh公式サイトの企業情報に記述された内容によって明らかになったものだ。

 記述によれば、Qlipsoは「2010年4月にVeohのほぼ全ての資産を買収した」としている。買収金額などの詳細は明らかにされていない。

 Qlipsoは、2009年にCEOのJon Goldman氏とCTOのIshay Pnuelli氏によって設立された。イスラエルのベンチャーキャピタル、Jerusalem Venture Partnersによって資金調達を受けているとされる。

 Qlispoでは、動画やゲームなどFlashで作成されたコンテンツを、友人や家族と一緒に見たり共有するためのソフトやサービスを提供している。ユーザーを3Dアバターアニメーションで表示し、音声通話やテキストチャットをしながら、動画やゲームが楽しめるユーザーインターフェイスとなっている。現在、Qlipsoのソフトは無料で提供されているが、同社Webサイトでは有料版も提供する予定であることが明らかにされている。


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(青木 大我 taiga@scientist.com)

2010/4/8 11:48