Amazonの新物流センターが愛知県常滑市で開業、宮城県岩沼市も年内に予定


 「Amazon.co.jp」の物流サービスを手がけるアマゾンジャパン・ロジスティクス株式会社は1日、愛知県常滑市に物流センター「アマゾン常滑FC(フルフィルメントセンター)」を開業したと発表した。千葉県市川市/八千代市、大阪府堺市/大東市、埼玉県川越市に次ぐ6番目のFCで、中部地方では初。

 アマゾン常滑FCの開業により、Amazon.co.jp各ストアにおける「在庫あり」商品のラインナップ強化に加え、中部地方を中心とした利用者の注文に対してさらなる迅速な配送が見込めるとしている。なお、床面積や従業員数など、アマゾン常滑FCの規模については公表していない。

 アマゾンジャパン・ロジスティクスの今年1月14日付のプレスリリースでは、常滑FCのほか、東北地方で初となる「アマゾン岩沼FC」を宮城県岩沼市に2011年中をめどに開業することを発表。両FCの開業に伴い、100名を超える雇用を予定しているとしていた。

 3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震では、岩沼市にも大きな津波被害をもたらした。震災の影響についてアマゾンジャパン株式会社では、岩沼FCの2011年中の開業予定に今のところ変更はないとしている。


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(永沢 茂)

2011/4/1 12:28