「Opera 11.10」正式版公開、スピードダイヤルやOpera Turboを機能強化


Opera 11.10

 Opera Softwareは12日、最新版のウェブブラウザー「Opera 11.10」の正式版をリリースした。日本語や英語を含む50言語に対応しており、Windows版、Mac版、Linux版がOperaのサイトからダウンロードできる。

 「Opera 11.10」では、ブラウザーや新しいタブを開いた際に表示される「スピードダイヤル」の機能を強化。従来はあらかじめ設定された数の「ダイヤル」にサイトを登録していく方式だったが、Opera 11.10では好きなだけサイトを追加できるようになり、利用中のモニターサイズに応じて自動的に最適表示されるようになった。

 低速回線の利用時などにサーバー側でデータを圧縮する「Opera Turbo」の機能も強化し、画像のフォーマットをJPEGからWebPに変更することで画質と圧縮率を向上。Opera 10のOpera Turbo機能に比べて、4倍以上高速化されたという。


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(三柳 英樹)

2011/4/12 16:41