「Opera 11.10」ベータ版が公開、スピードダイヤルの機能強化など


 Opera Softwareは17日、次期ウェブブラウザー「Opera 11.10」のベータ版を公開した。Windows版、Mac版、Linux版がOperaのサイトからダウンロードできる。

 「Opera 11.10」(コードネーム:Barracuda)では、ブラウザーや新しいタブを開いた際に表示される「スピードダイヤル」を強化。これまではスピードダイヤルに登録した時点でのウェブページがサムネイルで表示されていたが、Opera 11.10では常に最新のページのサムネイルが表示されるようになる。また、スピードダイヤルページに表示倍率機能が追加され、設定でレイアウトを「自動」にすると、利用中のモニターのサイズに最適化された状態でスピードダイヤルが表示されるようになった。

 プラグインについても改良が行われ、これまでのOperaではプラグインは別途ダウンロードしてインストールする必要があったが、Opera 11.10ではプラグインをその場で簡単にダウンロードできるようになる。

 このほか、2010年9月にGoogleが発表した画像フォーマット「WebP」や、ウェブ用のフォントフォーマット「WOFF(Web Open Font Format)」への対応、CSS3のマルチカラムやグラデーションのサポートが追加される。


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(三柳 英樹)

2011/3/18 00:00