Skype、アプリにSkypeの機能を組み込める開発キット「SkypeKit」を公開


 Skypeは26日、デスクトップアプリケーションにSkypeの機能を組み込める開発キット「SkypeKit」のプレビュー版を開発者向けに公開した。Windows版、Mac版、Linux版が用意されており、利用には開発者向けのプログラムへの参加が必要。SDKのダウンロードとコミュニティフォーラムへの参加には、初回のみ10ドルが必要となる。

 Skypeでは、各種端末やアプリケーション、ウェブなどに、ビデオチャットなどSkypeの機能を組み込める「SkypeKit」の提供を6月に発表。家電など端末メーカー向けの提供から開始したが、開発者からは多数の要望を受けていたとして、今回デスクトップアプリケーション向けの開発キットの提供を開始した。

 今回公開されたSkypeKit 4.02のデベロッパープレビュー版は、Windows版、Mac版、Linux版が用意されている。「SkypeKit for Desktop」を利用することで、開発者はSkypeの機能を組み込んだアプリケーションを作成できる。また、これまで「Skype API」または「Public API」と呼ばれていた、Skypeと連携するアプリを作成するためのAPIについては、名称を「Skype Desktop API」に変更した。


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(三柳 英樹)

2011/10/27 16:14