スクエニ会員制サイトが改ざん、個人情報にアクセス可能な状態に


 株式会社スクウェア・エニックスは13日、同社が運営する会員制サイト「スクウェア・エニックスメンバーズ」が不正アクセスを受けて改ざんされたことを公表した。同サイトには国内100万人、北米80万人の個人情報が登録されているが、これらが外部に流出したかどうかは調査中としている。

 スクウェア・エニックスメンバーズは、ゲームソフトや音楽ソフトなどの購入でポイントが貯まり、ポイントでオリジナルグッズと交換できるサービスなどを提供する会員制サイト。不正アクセスを受けたサイトのデータベースには、メールアドレスや氏名、住所、電話番号などが保存されている。クレジットカード番号は含まれていないという。

 同社は現在、改ざんされた個所の特定および原因の調査を進めているが、一時的にアクセス可能となった領域に個人情報を保管するデータベースがあったことが判明。そのため、被害の拡大防止を目的として12月13日13時より、サイトを一時閉鎖している。会員にはメールで不正アクセスがあった旨を通知したという。


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(増田 覚)

2011/12/15 13:16