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レコ協、3種類の「エルマーク」とゆるキャラ「エルマーくん」を発表

 一般社団法人日本レコード協会(RIAJ)は18日、音楽コンテンツの正規配信サイトに表示している「エルマーク」について、個々のコンテンツごとに「ダウンロードOK」「視聴のみOK」「転載OK」という利用形態を示す3種類のマークを新たに作成したと発表した。

 従来のエルマークの右側に、「ダウンロードOK」では下向きの青い矢印、「視聴のみOK」では同じく青色の目と耳、「転載OK」では下向きの青い矢印と上向きの灰色の矢印の図柄が、それぞれ付け加えられている。

ダウンロードできる正規コンテンツを示す「ダウンロードOK」
視聴のみできる正規コンテンツを示す「視聴のみOK」
転載もできる正規コンテンツを示す「転載OK」

 エルマークが付いている正規配信サイトは11月末現在で258社/1456サイトあるが、ダウンロード提供はしておらず、ストリーミングだけで配信しているコンテンツもある。3種類のマークは、「正規コンテンツを配信するサイトと違法配信サイトの識別のみならず、コンテンツの利用方法についても、ユーザーが簡単に識別できることを目指すもの」だとしている。

 マークの表示は、各サイトのトップページでは従来のエルマークと許諾番号を表示。さらにコンテンツ画面において、ダウンロードできるものは「ダウンロードOK」、ストリーミングのみのものは「視聴のみOK」のマークをそれぞれ表示するかたちだ。

 RIAJでは、エルマークのサイトを「知っておきたいエルマーク」としてリニューアルするとともに、エルマークに目や口、体を付けたゆるキャラ風のオリジナルキャラクター「エルマーくん」も作成した。同サイトでは、エルマーくんがエルマークを解説している。

エルマークについてのサイト「知っておきたいエルマーク」

(永沢 茂)