日本人がネット辞書で調べた二字熟語、トップは「進捗」〜大辞泉調べ

　株式会社小学館は16日、「日本人がネット辞書で調べた言葉」ランキングを発表した。調査は2012年4月1日から2013年3月31日まで、用語解説サイト「Kotobank（コトバンク）」の「大辞泉」各掲載語のページビュー数をもとに二字熟語のみを抽出した。ベスト10は以下の通り。

1位　進捗（しんちょく）
2位　瑕疵（かし）
3位　遵守（じゅんしゅ）
4位　謹啓（きんけい）
5位　留意（りゅうい）
6位　約款（やっかん）
7位　寸志（すんし）
8位　邁進（まいしん）
9位　意義（いぎ）
10位　出自（しゅつじ）

　この結果について小学館は、仕事がらみの言葉が上位にランクインしており、日本人ならではの律儀さ、謙虚さ、真面目といった気質が見て取れると解説。第1位の「進捗」からは、スケジュールや状況をきめ細かく確認しながらものごとを進める生真面目な日本人の姿が想像されるとコメントしている。

　コトバンクは、株式会社朝日新聞社と株式会社ECナビ（現・株式会社VOYAGE GROUP）が2009年4月に開始した無料事典サイト。小学館の「デジタル大辞泉」や「朝日新聞のキーワード」など、合計118辞書・事典の約140万語のデータを検索できる。