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椎名誠、初の電子書籍化~これまでの著作、“完全版”としてシリーズ刊行

まずは「あやしい探検隊 北へ」など5作品

椎名誠氏

 クリエイターエージェンシー事業などを展開する株式会社クリーク・アンド・リバー社は9日、作家・椎名誠氏の作品を電子書籍化すると発表した。まずは25日に「犬の系譜」「中国の鳥人」「あやしい探検隊 北へ」「気分はだぼだぼソース」「ジョン万作の逃亡」の5作品を、Kindleストア、楽天kobo、紀伊國屋書店Kinoppyで販売開始する予定。

 椎名氏のこれまでの著作を、電子書籍限定の「椎名誠 旅する文学館」シリーズで“完全版”として刊行していくという。表紙イラストを椎名氏が描き、巻末にはその作品を振り返った新しい原稿も追加するなど、ファン必読のコンテンツになるとしている。

 椎名氏は、「長い期間にわたって沢山の本を書いてきましたが、絶版になっていくものも多く、今回電子書籍化に踏み切ったのはそれらの本を新しい読者に見てもらいたいと思ったからです」とのコメントを寄せている。

 クリーク・アンド・リバー社は、2012年に電子書籍事業を開始。その一環である作家エージェント事業では、椎名氏のほか、夢枕獏氏や、「キャンディ・キャンディ」のいがらしゆみこ氏ら50名以上とパートナー展開しており、同社がかかわった電子書籍の刊行数は2万タイトルを超えるという。

(永沢 茂)