「東京ゲームショウ2008」の「ビジネスソリューションコーナー」では、クリエイターのエージェンシー事業を行うクリーク・アンド・リバー社が、クリエイター限定SNS「デジタルトキワ荘」を紹介している。
デジタルトキワ荘は、クリエイターが集う掲示板サイトとして1996年に開始し、2008年3月に登録制のSNSとしてリニューアルした。現在の登録数は3551人で、ゲーム関係のクリエイターが中心となるが、中でもサウンドクリエイターが多いという。
クリーク・アンド・リバー社の岡本祥公子氏(エンターテイメント・グループ営業企画室営業企画セクション)は、デジタルトキワ荘について、「12年前に大手パブリッシャーのプロデューサーが1人で始め、掲示板形式で運営していた。ただ、営業面など1人では厳しいところもあり、メディア化も含めて当社も運営に加わることになった」と説明する。
デジタルトキワ荘は、SNSとして標準的な機能を備えるほか、ゲームやWebなどのクリエイティブ分野に特化した仕事情報の掲載や、「クリエイターズパーティー」と呼ばれるオフ会なども実施している。岡本氏は、「デジタルトキワ荘自体での収益というよりは、クリエイターの登録数を増やし、クリエイター同士のコミュニティ作りに貢献したい」と話した。
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クリーク・アンド・リバー社ブース
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デジタルトキワ荘
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関連情報
■URL
東京ゲームショウ2008
http://tgs.cesa.or.jp/
デジタルトキワ荘
http://www.gamecreators.net/
( 野津 誠 )
2008/10/10 16:08
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