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アナログ停波後の周波数帯域を利用したマルチメディアサービス


マルチメディア放送サービス
 「IMC Tokyo 2009」の「ブロードキャスターズイノベーション」コーナーにある株式会社マルチメディア放送のブースでは、2011年7月のアナログテレビ停波後のVHF帯を利用して提供する、携帯端末での利用を想定したサービスをパネル展示している。

 マルチメディア放送は、NTTドコモや民放テレビ局数社などが出資する会社。現在、モバイルマルチメディア放送方式の1つ「ISDB-Tmm」の技術検討を行っている。「ISDB-Tmm」を利用した放送では、ITU-T H.264形式の動画を最大30fps、5.1チャンネル音声で送信する。

 主なサービスとして、リアルタイム型の「ストリーミングサービス」と、自動ダウンロード型の「ファイルキャスティングサービス」を提供。コンテンツは動画だけでなく、音声や電子書籍なども予定する。利用は有料で、「既存のコンテンツ以外にオリジナルコンテンツも考えている」という。アナログテレビ停波後のVHF帯を利用する免許を取得できれば、「2011年7月以降に実験放送を開始できる」とした。

 このほか、「ブロードキャスターズイノベーション」コーナーでは、フジテレビが野村ユニソン株式会社と共同開発したカメラクレーン「Viewston」が展示され、来場者の注目を集めていた。「Viewston」は、「巻き取り式」アーム構造を採用した伸縮型カメラクレーンで、アーム部分がメジャーのように伸びて高さを調整し、高所からの撮影を実現。クレーンの省スペース化により、機動性もアップするという。また、リモコン雲台を標準装備する。


ブロードキャスターズイノベーションのコーナーでは、TBSオンデマンドやハマスタWAVEなども展示 Viewstonのアーム部分は、収納時に箱のようなパーツに分割されている

関連情報

URL
  IMC Tokyo 2009
  http://www.imctokyo.jp/
  株式会社マルチメディア放送
  http://mmbi.co.jp/

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( 野津 誠 )
2009/06/11 18:50

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