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Google、ストリートビューでたどる「3月11日。あの日から3年。」
(2014/3/11 20:09)
グーグル株式会社は、東日本大震災に関する写真・動画や震災で失われた風景などを記録・共有するためのサイト「未来へのキオク」において、特設サイト「3月11日。あの日から3年。」を公開している。
特設サイトでは、アーカイブされている“キオク”をいくつかのテーマでピックアップして紹介している。被災地の震災前・震災直後・最近を「ストリートビュー」でたどるコンテンツのほか、被災地で花を咲かせている桜の写真や子供たちの笑顔の写真を集めたコンテンツもある。また、インターネットを通じて東北のビジネス/コミュニティの復興を加速させるプロジェクト「イノベーション東北」の参加者の声も伝えている。
未来へのキオクの取り組みは2011年5月にスタートし、同6月末より投稿された写真などを公開している。現在、共有されているキオクは6万2000点近くに上る(一部、新聞社などの提供によるものもある)。
グーグル自身も、ストリートビューで被災地の姿とその変化を記録してきてきた。震災から間もない2011年時点で約4万4000kmを撮影。さらに震災から2年を経過した2013年には海岸線付近のエリアを中心に再撮影し、原発事故により警戒区域などに指定されていた福島県浪江町などのエリアも撮影。未来へのキオクにおいて公開している。