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KADOKAWA・ドワンゴ経営統合記念イベント「ニコニコ書店会議」全国10書店で開催
（2014/9/30 19:06）
株式会社KADOKAWAと株式会社ドワンゴは、10月1日に行う経営統合を記念した「KADOKAWA dwango統合キャンペーン ニコニコ角川祭り」の新企画として、KADOKAWAの電子書籍を50％割引で販売する「BOOK☆WALKER 電子書籍セール」と、全国10カ所の書店で開催するイベント「ニコニコ書店会議」を発表した。
電子書籍ストア「BOOK☆WALKER」では、10月1日～7日の期間中、KADOKAWAの電子書籍が50％割引で購入できるクーポンを配布する（一部対象外作品あり）。また、KADOKAWA作品の購入額に応じて10月9日以降に使える最大50％割引のクーポンや、新規会員登録ユーザーを対象とした60％割引クーポンの配布も行う。
統合を記念して行うイベント「ニコニコ書店会議」では、「歌ってみた」「ゲーム実況」などニコニコのユーザー参加型企画を、全国10カ所の書店を会場として開催。KADOKAWA作品に関連したサイン会やトークショーも実施し、イベントの模様はニコニコ生放送で生中継する。
開催日には、店頭を訪れた高校生以下のニコニコユーザーを対象に、「ニコニコプレミアム会員1年間無料権」を数量限定で配布する。
イベントは、11月9日に鳥取県米子市の「本の学校 今井ブックセンター」での開催を皮切りに、11月23日には北海道留萌市の「留萌ブックセンター」、12月7日には山形県天童市の「TENDO 八文字屋」、12月21日には石川県金沢市の「金沢ビーンズ」でそれぞれ開催。1月以降の開催書店は公募により決定する。
9月30日には、統合持株会社「株式会社KADOKAWA・DWANGO」の代表取締役会長となる川上量生氏と代表取締役社長となる佐藤辰男氏が、経営統合に関する記者会見を行った。
川上氏は、「統合して何をやるのかといろいろ聞かれるが、あまり考えていない。構想としてはあってもまだ話せる段階のものがない」とした上で、ドワンゴとしては10月に池袋にリニューアルオープンする「ニコニコ本社」や、12月にシンガポールで開催する「ニコニコ国会議」に期待しているとコメント。また、年内には「ニコニコ生放送以来となる大型の新サービス」を提供する予定で、サービスの名称は「ニコキャス」になることを明かした。
佐藤氏は、経営統合の発表からこれまでに両社で行ってきた協議などについて、「両社はビジネスモデルも社員の年齢層も異なる。違いを言えばきりがないが、一言で言えば楽しい。違いを楽しんでいると言ってもいいかもしれない」とコメント。今回、書店で実施するイベントは、「中高生に本屋に行ってもらいたい」という思いから企画したとして、成功に期待したいと語った。
