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BIGLOBE、電力とインターネットのセットプラン、中部電力の首都圏エリア展開に合わせ

 中部電力株式会社は28日、一般家庭など低圧ユーザー向け電気料金メニュー「カテエネプラン」の首都圏展開を発表した。4月からの電力小売の全面自由化を受けたもので、2月1日より同社ウェブサイトで受付を開始するほか、パートナー企業などを通して販売する。

 パートナー企業であるビッグローブ株式会社(BIGLOBE)は、BIGLOBEユーザー向けの電気料金メニューを提供。その専用メニューとインターネットサービスを組み合わせたセットプランを4月より順次提供する。メニューの詳細は3月ごろに発表する予定だ。

中部電力とBIGLOBEとの間で電力販売代理店契約を締結した

 カテエネプランでは、ウェブ会員サービス「カテエネ」を提供。毎月の電気料金や使用料を確認できるほか、ポイントサービスの利用が可能。ポイントは、節電に役立つコンテンツをチェックすることで貯まる制度で、電気料金の支払いや、商品・ギフト券との交換、「dポイント」「WAONポイント」「nanacoポイント」など提携先企業のポイントなどと交換できる。

 家電量販店を展開するエディオンとも電力販売代理店契約を締結しており、来店者にカテエネプランをあっせんする。また、中部電力のグループ企業であるダイヤモンドパワーにおいて、首都圏の都市ガス会社への電力卸販売も実施する。

(山川 晶之)