有料でつぶやき広告を掲載、米Twitterが「Promoted Tweets」実験


 米Twitterは13日、有料でつぶやきを掲載できる新しい広告手法「Promoted Tweets」を発表した。第1フェーズの実験を開始する。

 Promoted Tweetsは広告の一種だが、一見すると通常のつぶやきとほとんど変わらず、つぶやきの下に「Promoted by ○○」という但し書きが入ることが特徴だ。それ以外は通常のつぶやきと同じように、返信やRT、お気に入りなどの機能を利用できる。


「Promoted Tweets」の例(Twitter公式ブログより画像転載)

 第1フェーズの実験では、「Twitter.com」のいくつかの検索結果の最上部にPromoted Tweetsのつぶやきが掲載される。この実験によってTwitterでは、ユーザーの反応やユーザー体験、広告価値などについて調べたい考えだ。第1フェーズの実験には、Best Buy、Bravo、Red Bull、Sony Pictures、Starbucks、Virgin Americaが参加する。

 第1フェーズの実験が終わり次第、Twitter.comの検索結果以外にも表示範囲を広げる。これには、各種Twitterクライアントや、Twitter APIを利用しているパートナーが含まれる。また、ユーザーにとって有益な方法で、タイムライン中にPromoted Tweetsを表示させることも計画されている。

 Twitterは、Promoted Tweetsを収益化の機会とみなすと同時に、ユーザーにとって付加価値を提供する機会であるともとらえている。


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(青木 大我 taiga@scientist.com)

2010/4/14 11:39