月間1GBで670円～、「freetel」のLTE通信サービス開始

　プラスワン・マーケティングは、SIMロックフリーのスマートフォンとして展開してきた「freetel」ブランドにおいて、ドコモのLTE網を利用するMVNOの通信サービス「freetel mobile」（フリーテルモバイル、フリモバ）を11月13日より開始する。同社のWebサイトで販売され、SIMロックフリーのスマートフォンとのセットも用意される。

「freetel LTX XM」と「freetel mobile」

　「freetel mobile」にはLTEのデータ通信のみのプランと、音声通話にも対応したプランの大きく分けて2種類が用意されている。それぞれ、月間のデータ通信容量は1GB、2GB、3GB、5GB、7GBが用意される。通信容量が超過した場合、速度は128kbpsに制限される。

　データ通信専用のプランは、1GBが月額670円（税抜、以下同）、2GBが月額880円、3GBが月額1280円、5GBが月額1980円、7GBが月額2480円。

　音声通話に対応したプランは、1GBが月額1270円、2GBが月額1480円、3GBが月額1780円、5GBが月額2480円、7GBが月額2880円。

　通話対応プランの通話料は30秒につき20円。SMSへの対応は月額150円で、音声通話対応プランは標準でSMSを利用できる。SIMカードのサイズは標準、microSIM、nanoSIMの3種類。

　契約事務手数料は3000円。SIMカードの再発行、サイズ変更、交換はそれぞれ2000円。MNPによる転出料は契約月が1万5000円で、1カ月経過ごとに1000円が減額され、12カ月目は2000円の減額で転出料は2000円になる。12カ月目以降の転出料も2000円。

　料金の支払いはクレジットカード。有料オプションとして留守番電話（月額300円）、キャッチフォン（月額200円）も用意される。

　freetelブランドで販売されているスマートフォン「freetel LTX XM」とのセットプランも用意される。端末価格は2万9800円で、SIMカードが音声通話対応でデータ通信容量が1GBのプランでは、12カ月限定で利用料が月額500円になる。同様に音声通話対応で7GBのプランは、12カ月限定で月額1980円になる。端末とのセットプランでは、あらかじめSIMカードをセットし、設定を済ませて出荷される「キッティングサービス」に対応している。

　同社は10月30日に開催されたモバイル関連の展示会において、自社ブースで同サービスを発表、11月4日にサービスを開始すると告知していた。その後、サービス開始時期が11月中旬に延期されると案内されていた。また、サービス開始日の発表に合わせて、10月30日の発表時点から一部プランの価格がわずかに値下げされている。