東京電力の利用でPontaポイントが貯まる、リクルート・LMと業務提携へ

　東京電力株式会社、株式会社リクルートホールディングス、株式会社ロイヤリティマーケティング（LM）の3社は8日、業務提携に向けて基本合意書を締結した。2016年1月をめどに、新たなウェブサービス、電気契約に応じたポイントサービスなど提供する計画。

業務提携のイメージ

　今回の基本合意に盛り込まれた内容は、東京電力の「暮らしのプラットフォーム（仮称）」（2016年1月開始予定）とリクルートの各種ウェブサービスの連携、新サービスの共同開発など。また、LMが運営する共通ポイント「Ponta」と東京電力が提携し、電気の契約に応じてポイントが貯まるサービスも予定されているという。

　東京電力は約2000万世帯の顧客基盤を有する。今回の提携により、会員数270万件の無料サービス「でんき家計簿」を「暮らしのプラットフォーム（仮称）」へと発展させ、より付加価値の高いサービスの提供を目指す。

　一方、Pontaは会員数は6951万人（2015年4月末時点）。リクルートの「リクルートポイント」は2015年冬にPontaへと移行する予定のため、ポイントの利用先などがさらに拡充する見込み。