マネーフォワード、クラウド型会計ソフト最速という高速仕訳入力機能をベータ提供

　株式会社マネーフォワードは14日、クラウド型会計ソフト「MFクラウド会計・確定申告」において、高速仕訳入力機能「仕訳帳入力（β）」をリリースしたと発表した。

　従来のインストール型会計ソフトの利点であるテンキーで完結する仕訳入力方式を、クラウド型会計ソフトで実現したもの。ショートカットキーによるコピー機能も備えており、「まるでスプレッドシートのような操作感で仕訳を入力することができる」という。また、クラウド型会計ソフトでは当たり前とされていた仕訳登録時の保存ボタンが一切不要になり、入力した仕訳はリアルタイムでサーバーに保存される。単一仕訳だけでなく、複合仕訳にも対応する。

仕訳帳入力（β）

　クラウド型会計ソフトは、金融関連サービスの口座からオンラインで取引情報を自動取得し、自動仕訳してくれる機能により、記帳業務の手間を大幅に削減した一方で、一部の現金取引などで必要な手入力仕訳に関しては、クラウド型会計ソフトの課題であるレスポンスの遅さが指摘されていた。

　マネーフォワードでは、仕訳帳入力（β）はクラウド型会計ソフトでは最速となる高速仕訳入力機能だとしており、記帳にかかる時間を大幅に削減できるとしている。