“新しい”Google+デビュー、「コミュニティ」と「コレクション」に機能を集約し、UIも一新

　米Googleは17日、“新しい”Google+としてサービスやデザインを一新したと発表した。

ウェブ／モバイルともにUIが刷新される

　UIが大きく刷新され、ウェブブラウザー版は「Material Design」テイストに変更されたほか、プルダウンで表示していたメニューが左カラムに常時表示されるようになった。新デザインは、Google+上で新UIに関する通知から「LET'S GO」ボタンを押すことで適用される。旧UIに戻すこともできる。また、iOS/Androidアプリも数日以内にアップデートを提供予定。

　今回の刷新で、Google+は「コミュニティ」と「コレクション」の2機能に大きく集約される。コミュニティは、趣味など同じ関心をもつユーザーが集まるグループ。コレクションは、2015年5月に同社が提供開始したもので、投稿をテーマ別にまとめることができる。ユーザーはコレクション単位でフォローすることも可能。

　なお、Googleでは8月に「Google+ フォト」を廃止し、フォトストレージサービス「Google フォト」への移行を案内するなど、Google+に関するてこ入れを行っている。今回の機能刷新もユーザーから長期間ヒアリングを実施し、Google+で利用頻度の高い2つの機能にフォーカスしたとしている。