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インテル、「Cherry Trail」搭載で性能向上したスティックPC「Compute Stick」、10日発売開始

 インテル株式会社は、Windows 10を採用したスティックタイプのPC「Compute Stick」を2月10日に販売する。価格はオープンプライスで、インテルのディストリビューターを通じて、主要家電量販店、代理店、PCショップにて取り扱う。

「Cherry Trail」を搭載した「Compute Stick」

 Compute Stickは、テレビやモニターなどのHDMIポートに直挿しできるスティックタイプのPC。従来モデルでは、「BayTrail」ベースのAtomを搭載していたが、CPUを「Cherry Trail」ベースのAtom x5-Z8300(1.44GHzクアッドコア)に刷新。処理能力やグラフィックス性能の向上を実現している。

 ネットワークも強化し、新たに2×2MIMOのIEEE 802.11acのほか、Bluetooth 4.2をサポート。インターフェイスも、USB 2.0ポート×1に加えてUSB 3.0ポート×1が増設されているが、その分本体サイズが113×38×12mm(縦×横×厚さ)と従来モデルより縦方向に1cm伸びている。

 そのほかの仕様は、メモリが2GB(DDR3L-1600)、ストレージが32GB(eMMC)。インターフェイスは、SDXC対応のmicroSDカードスロット、充電用端子(microUSB)を内蔵する。

(山川 晶之)