マネーフォワード、「MFクラウド会計・確定申告」でペイパル取引の自動仕訳に対応

　株式会社マネーフォワードは12日、会計ソフト「MFクラウド会計・確定申告」において、決済サービス「ペイパル（PayPal）」とのシステム連携を実施したと発表した。ペイパルを通じての売上や手数料に関する仕訳が、マネーフォワード側のシステムに自動反映される。

　発表によると、ペイパルと会計ソフトのシステム連携は国内初。機能自体は2015年12月から先行提供されていたが、マネーフォワードとPayPal Pte. Ltd.東京支店の連名で今回正式発表された。

　連携機能を利用するには、MFクラウド会計・確定申告の設定画面でペイパルの口座情報を登録する必要がある。実際にはペイパルのIDとパスワードを入力し、続いて取引データ自動取得の開始日などを設定する。

　MFクラウド会計・確定申告の有料プランは月額800円（税別）から。フリープランについては月間仕訳件数などに上限がある。