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Facebook、画像内容の説明をAIで自動生成する技術、視覚障害者向けにiOSで提供

 米Facebookは4日、Facebook投稿画像の内容説明を自動的に生成する「自動代替テキスト(Automatic Alternative Text)」機能をiOS向けに提供開始した。

 自動代替テキストは、何百万もの画像などを参考に発達した最新の物体認識技術と人工知能(AI)を活用して、写真の内容説明を自動的に生成する新技術。

 これまで、FacebookのiOS版アプリで視覚障害者向けの機能である「VoiceOver」を使うと、写真をシェアした人の名前と「写真」という言葉が読み上げられるだけだった。しかし、自動代替テキストの技術により、Facebook上の写真をスワイプすると、例えば「画像には3人の人、屋外、笑っている」といった画像の詳しい内容説明が音声で読み上げられるという。

 この機能が提供されているのは現時点では英語のみ。米国、カナダ、英国、オーストラリア、ニュージーランドで利用が可能だが、ほかのプラットフォームや言語向けにも、提供の準備を進めているとのこと。

(岩崎 宰守)