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映画「この世界の片隅に」効果か、単行本「戦争中の暮しの記録」がAmazonベストセラー1位に

 11月の公開以来、ネットの口コミなどで評判が拡散し、上映館数が激増している映画「この世界の片隅に」。戦時中の暮らしの描写が丁寧なことで評判を得ている本作だが、エンディングのクレジットおよび原作コミックで参考文献として挙げられている単行本「戦争中の暮しの記録(暮しの手帖編集部)」が、いまAmazonの本カテゴリー「戦争関連」のランキングで1位を記録するなどベストセラーとなっている。NHKの連続テレビ小説「とと姉ちゃん」で取り上げられたことで一気にその名が知られるようになった本書は、市民の戦争体験135編が掲載されており、1969年からいまだに版を重ね続けている不朽の一冊。今回は「この世界の片隅に」の効果もあり、一時的に品切れとなるまで販売数を伸ばしている模様だ。本稿執筆時点では在庫も復活しているようなので、興味のある方は早めのチェックをおすすめする。