やじうまWatch

●Dropboxの「容量を1GB増やせるゲーム」が難しすぎると評判

　ファイル同期サービスをひとつ挙げよと言われたら、真っ先にDropboxを思い出す人が多いことだろう。最近では同種のサービスであるSygarSyncも日本語化されるなどライバルの動きも激しいが、連携しているサービスの多さや動作の安定度もあって普及度という点では一歩先を行く存在だ。そんなDropboxは、他ユーザーを招待することで容量を増やすことができるのだが、今回はちょっと変わった毛色の企画として、容量が1GB増やせるゲーム「Dropquest 2011」を公開している。英語なのでハードルはやや高めで、あちこちで「難しすぎる」との声も上がっているようなのだが、終了までのスピードによってはさらなる特典も用意されているようだ。スマートフォンなどでも使い始めてそろそろ容量が……という人は試してみる価値はありそうだ。

◇Dropquest 2011（※閲覧にはログインが必要）
https://www.dropbox.com/dropquest2011
◇Dropbox Quest 2011が始まっています（最近, 気になったこと...）
http://azur256.blogspot.com/2011/01/dropbox-quest-2011.html

●「Librahack事件」を総括する基調講演の資料が公開される

　昨年ネット界隈でさまざまな議論を引き起こした岡崎市立中央図書館事件、通称「Librahack事件」。事件が起こったのは5月だったが、その後暮れになってMDIS側が閲覧障害について謝罪したりと、事件は今なお尾を引いている。この事件について昨年12月に「りぶらサポータークラブ」が催した未来企画フォーラムの基調講演の資料が公開された。サイトの説明によると「確認をいただいたものから順次公開」「最終的にはPDFの形にしてまとめる予定」とのことで、今回はこの問題に早い段階から関わってきた高木浩光氏の基調講演についてテキストおよび当日配付資料がアップされている。かなりの長文だが、テキストとともに公開されている当日配付資料を見ながらだと理解が進みやすい。その後事件がどうなったのかこんがらがってよく分からないという人は、ひととおり目を通しておくとよさそうだ。

◇基調講演　"Librahack"事件を総括する（りぶらサポータークラブ）
http://www.libra-sc.jp/project/2011011511581447.html
◇Librahack ： 容疑者から見た岡崎図書館事件
http://librahack.jp/
◇岡崎市立中央図書館事件等 議論と検証のまとめ
http://www26.atwiki.jp/librahack/pages/16.html