日本も対岸の火事じゃない？ 米電話会社が「固定電話やめます」の働き掛け

　携帯電話の普及により、使われる機会がめっきり減った公衆電話。家庭用の固定電話についてもこれは同様で、すでに自宅に電話回線自体を保有していなかったり、保有していてもネット専用になっている人も少なくないことだろう。こうした状況はなにも日本国内に限ったことではなく、今回ウォールストリート・ジャーナルで、同様の事情を背景にした固定電話回線の廃止議論が紹介されていた。これは米AT＆Tとベライゾンが固定電話回線の廃止を呼びかけたことに呼応し、各地で住民投票まで行われるなど具体的な動きに発展しつつあることを紹介したものだが、日本の、とくにネットユーザーにとっては対岸の火事とはいえない身近な動きだけに、はてなブックマークやTwitterで議論が巻き起こっていた。多くは容認派だが、まったく別の観点から意見を述べる人もいて、なかなかもって興味深い。この先10年といったスパンで話題になることはほぼ確実なので、いまからチェックしておくのも一興だろう。

◇米で固定電話廃止の動き加速（WSJ.com）
http://jp.wsj.com/article/SB10001424052702303702904579472273825153690.html