戦前に描かれたロボット漫画の元祖「タンク・タンクロー」、電子書籍で復刻

　「のらくろ」などと同時期に連載され、日本のロボット漫画の元祖とされる作品が、電子書籍化されて販売が開始された。「タンク・タンクロー」というタイトルのこの作品は、玉のような胴体から手足のほか羽根やプロペラを出して空を飛んだり、大砲を出したりとSFテイスト全開で、のちの鉄腕アトムやドラえもんなどに与えた影響も大きいとされる。今回復刻されたのは、タンク・タンクロー7巻と、作者である阪本牙城氏の別作品3冊で、イーブックジャパンで7月1日から販売が開始されている。これまでも紙では復刻されているが、Amazonではプレミア価格がついているほどで、別作品3冊もまとめて読めるのは貴重な機会といえる。ちなみにタンクロー出版の公式サイトからは立ち読み版のPDFがダウンロードできるので、どんな雰囲気の作品か気になる人はチェックしてみよう。

◇復刻　タンク・タンクロー:少年マンガ:阪本牙城（eBookJapan）
http://www.ebookjapan.jp/ebj/title/234523.html
◇ロボット漫画の元祖『タンク・タンクロー』が80年の時を超えて電子復刻!!（eBookJapan）
http://www.ebookjapan.jp/ebj/info/news/2014/07/01_tankuroebook.asp
◇立ち読みコーナー（タンク・タンクロー公式サイト）
http://www.ne.jp/asahi/tank/tankrou/book/book-6.html