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第7回(最終回):ブログを書くときに役立つgoo RSSリーダーの機能
[2006/07/18]


第6回:携帯電話と組み合わせてRSSリーダーがもっと便利に!
[2006/07/10]


第5回:RSSリーダー、使い道はブログだけじゃない!
[2006/07/03]


第4回:自分だけの「ネタ元」を見つけよう
[2006/06/26]


第3回:未読管理やチェック機能で、効率的に情報収集
[2006/06/19]


第2回:まずは登録。ニュースを読んでみよう
[2006/06/14]


第1回:RSSリーダーは、Webから情報のエキスをしぼり出す!
[2006/06/05]
第1回:RSSリーダーは、Webから情報のエキスをしぼり出す!


たくさんのWebサイトから、読みたい情報だけをしぼり出して読むのが「RSSリーダー」

 私たちは1日に350gの野菜を食べる必要があるとされていますが、350gの野菜を生で食べることは困難です。温野菜にしても、けっこうなボリュームがあります。

 ところが野菜ジュースなら、1パックで1日に必要な野菜に相当する栄養が摂取できます。忙しい現代人、でも健康が気になる人にとって、これはお手軽ですね! ……というのはテレビのCMですが、RSSリーダーも、どこか「野菜ジュース」に似ている存在です。

 350ページものニュースサイトやブログを、Webブラウザで1ページずつ毎日チェックして情報収集をしなさいと言われたら、仮に1サイトを10秒(かなりの早業です!)でチェックできるとしても、ほぼ1時間かかる計算になります。

 ところがRSSリーダーを使えば、ほんの数秒で新着情報のチェックは完了。そこから有用な情報(野菜ジュース)だけを選んで、じっくり読むことができます。RSSリーダーは、いわばWebから「情報」というエキスをしぼり出すことができるツールなのです。


たくさんの情報へのインデックスがすぐ集まる

 何冊もの本を読みあさる、足を使って多くの人から話を聞くなど、情報を収集するというのは、とかく大変なものです。ですがインターネットを利用すれば、ディスプレイの前に座っているだけで、最新の情報をいち早く大量に、きわめて効率よく集められます。これが、インターネットが他のメディアと比べて優れている点です。

 「RSSリーダー」は、こうしたインターネットでの情報収集を、さらにもう一段階効率化する手段として登場しました。「RSS(アールエスエス)」とは、「RDF Site Summary」または「Rich Site Summary」の略。サイトの新着記事の見出しや本文の概要(ときには全文)、URLなどが記録されています。

 RSSリーダーは、あらかじめ設定された何百ものWebサイトを自動的に巡回して、そのサイトに用意されたRSSを取得します。自動巡回は数百のサイトでも数秒〜十数秒程度で完了し、RSSリーダーの画面には、何百ものサイトの新着記事一覧が並ぶことになります。

RSSリーダーではチェックしたいサイトの新着記事がまとめてチェックでき、その中から読みたい記事だけを効率よく読めるのが特長


ブログの更新チェック用として普及

 ブログののほとんどが新着情報を提供する手段としてRSSを利用していたため、RSSリーダーはブログの熱心な読者を中心に普及し始めました。

 現在では多くのニュースサイトやポータルサイトのほか、ショッピングサイト、掲示板サイトなど、多くのサイトがRSSを利用するようになり、RSSリーダーは、ブログだけでなく多くの情報をチェックできるツールとして広まっています。


RSSリーダーと、Webブラウザやメールとの違いは?

 Webサイトは「HTML」と呼ばれる言語で作られていますが、HTMLではWebブラウザで見るために、「情報(記事の情報)」がさまざまにデザインされています。そこには、何度もブログを読みにきている常連読者には不要なサイドバー部分や、必然性のない画像なども入っています。一方でRSSは、何のデザインもされておらず、シンプルに記事の情報だけを伝える言語です。

 RSSリーダーは、多数のWebサイトを自動的に巡回して、そのサイトに用意されたRSSを収集し、情報だけを取り出して、シンプルなリストとして表示します。たくさんのサイトの情報が濃縮された形で一覧できるので、野菜ジュースのように効率よく情報を見て、吸収できるのです。

 RSSリーダーとWebブラウザでは、前述のようにチェックできる情報量とスピードに圧倒的な違いがあります。また、Webブラウザの「お気に入り」は基本的に情報を「サイト」単位で登録し、管理します。対してRSSリーダーでは「記事」単位で登録・管理できるという違いもあります。

記事単位で情報を管理するRSSリーダーでは、ブラウザでは別々のページを開かなくては同時に見ることができない、ジャンルの違うニュースを1画面に収めることもできる RSSリーダーでは「更新(Webブラウザの『更新』と同じ)」をすることで、いつでも最新ニュースが読める。ブログが更新された直後に更新すれば、新着記事を誰よりも速く知ることもできる

 メールマガジンは、発行周期は早くても1日に1回がふつう。24時間新しい情報が生み出される現代には、それほど「情報が速い」とはいえません。その点、RSSなら24時間常に最新情報をチェックできます。

 また、メールマガジンは当然ながら登録したものしか届きませんが、RSSリーダーは上手に使えば、Web全体から情報を集めてくることが可能。アンテナの広さが違います。特定分野での詳しさではメールマガジンが勝る部分も多いですから、上手に併用して情報収集をするのがいいでしょう。

WebブラウザとRSSリーダーは、どちらも一長一短。上手に両方を使いこなそう


さまざまなRSSリーダー

 RSSリーダーはさまざまな種類が流通していますが、大きく「アプリケーション型」と「Web型」の2種類に分類できます。

 「アプリケーション型」は、その名のとおりPCにインストールして利用するアプリケーションです。一般に動作が速く、アプリケーションとして多機能なのが特徴です。単体のアプリケーションのほか、Webブラウザやメールソフトのアドインとして動作するものもあり、「窓の杜」でも何種類かの無料RSSリーダーをダウンロードできます。

 一方「Web型」は、Webブラウザ上から通常のWebページを閲覧するように利用できるものです。ブラウザからアクセスするため、自宅と会社など、環境が違っても、外出先のネットカフェからでも同じデータを共有可能です。また、携帯電話に対応しているものもあり、いろいろな閲覧環境に対応できます。

Headline-Reader Lite
http://www.infomaker.jp/readerlite/
アプリケーション型では定評のある無料のRSSリーダー「Headline-Reader Lite」。マニアックに使いこなすならシェアウェア版も用意されているが、一般的な使い方ならこの無料版で十分だろう
Livedoor Reader
http://reader.livedoor.com/

ライブドアが無償提供するWeb型RSSリーダー。2006年4月に公開され、後発ながら、軽快なインターフェイス、優れた機能がヘビーユーザーを中心に話題を呼んだ


goo RSSリーダーの特徴

 本連載では、次回以降「goo」が提供する無料RSSリーダー「goo RSSリーダー」を使って、RSSリーダーの活用法をご紹介します。

 「goo RSSリーダー」にはアプリケーション版とウェブ版の両方があり、アプリケーション版は次のような特徴を持っています。


アプリ版 goo RSSリーダーの特徴
  • 動作が軽快

  • 画面のカスタマイズ性が高い

  • デスクトップの片隅に小さく表示して、常にニュースを表示させる「ティッカー」機能搭載

  • 「お気に入り」を取り込み、Webブラウザとしても使える

  • 「キーワード」を設定して、気になるキーワードに関連するブログを集められる

  • gooブログの投稿、記事管理機能

アプリ版 goo RSSリーダーは軽快な動作と、カスタマイズ性の高さが特徴 「ティッカー」を利用すると、作業中でも常にニュースやブログの情報をチェックできる

 また、ウェブ版のRSSリーダーには、以下のような特徴があります。


ウェブ版 goo RSSリーダーの特徴
  • 携帯電話対応の「ケータイ版」もあり、iモード、ezWeb、ボーダフォンに対応。外出先や通勤中にも気軽に読める

  • ウェブ版とケータイ版で、データを共有できる

  • 「キーワード」を設定して、気になるキーワードに関連するブログを集められる

ウェブ版 goo RSSリーダーは、ブラウザ上で利用できるRSSリーダー 携帯電話からも goo RSSリーダーが利用できる

URL
  goo RSSリーダー
  http://reader.goo.ne.jp/

  goo RSSリーダーの歩き方(Q&Aや新着情報など)
  http://arukikata.goo.ne.jp/goocat.php?GC=092

(2006/06/05)


  松本秀行
ネットワークゲームをメインフィールドに、さまざまなPC雑誌で連載・特集記事を執筆するライター。gooで、新着サービスや活用法を紹介する「gooの歩き方」のライティングも手がける。週末にバイクでふらりと旅に出るのが何よりの楽しみ。

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