■URL
http://www.microsoft.com/japan/mac/IE/default.htm
「Microsoft Internet Explorer 5.0 Macintosh Edition」(IE5.0 ME)が、ようやく正式リリースされた。先週より米国および日本のマイクロソフト社のサイト上で予告されており、28日より日本語版がダウンロード開始となった。
以前の記事ですでに主要な機能には触れているが、もう一度挙げておこう。
・iMacなどのスタイルを意識した新しいインターフェイス
・高速レンダリングエンジン「Tasman」の搭載
・インターネットオークションを効率よく管理する「オークション管理機能」
・必要なWebページを丸ごと保存し、閲覧できる「インターネットスクラップブック」
β版と比べ、正式版での大きな違いが1つある。注目されていたQuickTimeコンテンツ再生機能「メディアツールバー」がなくなったことだ。これについてマイクロソフト社に確認したところ、「QuickTimeの表示についての問題で延期となった。今後バージョンアップしたときに導入するかは、これから決めていく」という。RealPlayer形式の再生については、「QuickTimeでRealPlayer形式のファイルを再生できるプラグインなどができれば、考えられなくもない」とのことだった。
IE5.0 MEの必要システムはPowerPC搭載でMacOS 7.6.1 以降のオペレーティング システム (MacOS 8.1以上を推奨)、8MB以上の空きメモリ、12MB以上のハードディスク空き容量、QuickTime3.0以降のインスール、そしてインターネット接続環境となっている。ダウンロード時のファイルサイズはBinhexで9.3MBになる。
◎関連記事
■【2000年2月21日】「Macintosh用『Internet Explorer 5.0』試用レポート インターフェイス一新、処理速度も向上」
■【2000年2月18日】「米国開発者の語る Macintosh版IE5.0 Macintoshのスタイルを意識。サポート機能も搭載」
(2000/3/28)
[Reported by aoki-m@impress.co.jp]