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■URL
http://www.ntt-east.co.jp/teigaku/index.html
http://www.ntt-west.co.jp/ipnet/ip/
NTT東日本とNTT西日本は17日、東京と大阪の一部エリアで試験提供中の「IP接続サービス」について、エリア拡大のスケジュールを発表した。新規エリアのユーザーからの申込受付を4月18日より開始し、5月11日よりエリアの拡大を実施する。
すでに2月に発表されているように、提供エリアが、東京では市外局番が03のエリアに、大阪ではすべての市制都市（一部地域を除く）にそれぞれ拡大される。現在、旧エリアにおいて東京で26社、大阪で19社のISPがIP接続サービス向けのインターネット接続サービスを提供しているが、これらのISPが新規エリアについてもそのまま対応することになる。エリアの拡大によりユーザーの増加が見込まれるが、NTT東日本では「試験サービスとはいえ、ユーザー数を限定することはしない」としており、申込者全員にサービスを提供できるよう設備の増強を進めていく方針だ。なお、料金も従来の月額8,000円から4,500円に引き下げられる。
さらに低料金の月額2,900円で提供する「タイプ2」のサービスについては、NTTとISPの準備が整いしだい開始する。タイプ2に対応するISPは未定だが、東京では数社が準備に入っているという。タイプ2では、NTTの「地域IP網」を経由しないため、ユーザー側の料金が安くなる一方、ISPはユーザーからの回線を収容している各地区の収容局まで自前で接続しなければならない。しかし、東京の03エリアだけでも100カ所以上の収容局があり、これらすべてに接続するのは現実的ではない。当然、需要の多い収容局に絞って提供してくることが予想される。どのISPがどの収容局でタイプ2に対応するかは近日中にも発表になる見込みだ。
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(2000/4/17)
[Reported by nagasawa@impress.co.jp]