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【新サービス】

Webページから電話ができる「e-Phone Anywhere」

■URL
http://www.isf.co.jp/ (アイエスエフ)
http://www.e-phone.ne.jp/ (e-Phone)

e-Phone Anywhereのダイヤル画面  Webページから一般電話に電話ができるサービスが登場する。株式会社アイエスエフ(以下ISF)が11月1日から始めるサービス「e-Phone Anywhere」だ。同社は今年、企業のWebサイトに設置したボタンを押すと専用番号へ電話がかかる「e-Phone Direct」、ソフトを用いて一般電話に通話する「e-Phone Plus」と、インターネット電話関連サービスを相次いで発表しており、今回はその第三弾となる。

 「e-Phone Anywhere」はWebブラウザー上で動作するJavaアプレットで、Windows 95/98/Me/NT/2000に対応している。電話をかけるには、あらかじめISFのサイトからプリペイドIDを購入しておく必要がある。このIDはクレジットカードか銀行振り込みを利用して購入するもので、1,000円・3,000円・5,000円の3種がある。

 Webページから「e-Phone Anywhere」アプレットを起動すると(初回起動時のみプラグインのインストールが行なわれる)、ダイヤル画面が出てくる。ここでまず「Call」ボタンを押して、ダイヤルセンターを呼び出し、IDの入力を行なう。認証されると、センター側から希望する電話番号をダイヤルするように指示されるので、あとは指示に従ってダイヤルをすると電話がかけられる仕組みだ。電話を切る時は[Disconnect」のボタンを押すと通話が終了する。
 現在は35カ国への通話へ対応しており、アメリカ・イギリス・カナダ・香港へは1分7円、日本国内は1分15円なので、国際通話や長距離通話で利用する場合、通常の電話よりお得な料金で使用できるメリットがある。Webページからアクセスできるため海外からも使用でき、海外からでも日本からかけるのと同じ料金が適用される(例・アメリカから日本にかける場合も1分15円)。一部のLAN環境からは、アクセスできない場合もある。

 ISFはこのサービスで、来年中に100万人のユーザー獲得を狙う。また大手サイトへのOEM提供や、「e-Phone Anywhere」のバナー部(ダイヤル画面上部の四角い部分)への広告展開も積極的に図る方向だ。

(2000/10/12)

[Reported by aoki-m@impress.co.jp]


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