|
■URL
http://activestate.com/VisualXSLT/
米ActiveStateは20日、ロサンゼルスで開かれている「Microsoft Professional Developers Conference(PDC)」において、開発環境「Visual XSLT for Microsoft Visual Studio.NET」を発表した。これはこれまでにベータ版が公開されていたものだが、今回正式な製品として発表された。
XSLTは、XML文書をさまざまな形態に変換するためのプログラミング言語で、通常はXML文書から人間が分かりやすいHTML文書を生成したり、さまざまな異なる用途のために一つのXML文書から複数のXML文書を生成するために使用されるものだ。現在では、B2Bアプリケーションにおいて異なる環境のために文書を変換する用途でXSLTが使われることが多い。今後は、Webサービス市場が拡大するにつれてXSLTの役割はますます重要になるものと考えられている。
今回ActiveStateが発表した「Visual XSLT」ではXSLTエディターを使って文法のチェック、オートインデント、自動コード補完できるほか、変数やパラメータなどをウォッチしながらブレークポイントを設定してリアルタイムにデバッグできるデバッガ、どのように文書が変換されて見えるのかをすぐにブラウザーで確認できるアウトプットプレビュー機能などが装備されている。
価格は295ドルで、試用目的のために同社のサイトからダウンロードすることができる。
◎関連記事
■W3C、スタイルシート言語「XSL1.0」を勧告に~XML文書の整形に威力
■米ActiveState、開発環境「Visual Perl」など発表~「VisualStudio.NET」に対応
(2001/10/23)
[Reported by taiga@scientist.com]