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■URL
http://www.odn.ne.jp/infoodn/j-dsl/
日本テレコムが、ADSL接続サービス「J-DSL」の8Mbpsメニュー提供へ向けて動き出した。一部の地域において、12月15日より先行提供されることが明らかになった。ODNのウェブサイトではすでに「今後8Mbpsのメニューも提供予定」であることがアナウンスされていたが、これまで時期などの詳細は不明だった。
北海道伊達市が最初の提供エリアとなる。日本テレコム北海道支社によると、月額料金は1.5Mbpsと同じ2,880円。モデムはG.dmt AnnexC仕様を採用し、原則としてレンタル方式でユーザーに提供する。
同市が最初の提供エリアとなったのは、開局のタイミングによるところが大きいようだ。日本テレコムが局設備に8Mbps対応製品を導入し始める時期と、伊達市の開局時期が重なったというわけである。その結果、新規の開局となる伊達局には、最初から8Mbpsの設備が導入されることになった。
なお、日本テレコム広報室によると、その後の全国展開については「検討中」であり、今のところスケジュールは未定だという。とはいえ、競合各社が8Mbpsサービスを続々と発表していることを考えれば、従来の1.5Mbpsのエリアについても順次8Mbps対応が進められるものと思われる。
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■市議会議員らの有志が誘致したADSLサービス~北海道伊達市<前編>
■市議会議員らの有志が誘致したADSLサービス~北海道伊達市<後編>
(2001/11/14)
[Reported by nagasawa@impress.co.jp]