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http://www.soumu.go.jp/s-news/2002/020507_1.html
総務省は7日、情報通信審議会から「5GHz帯無線インターネットアクセスシステムの技術的条件」について答申を受けたと発表した。今後、関連省令の整備を行なう予定だが、これにより屋外での5Ghz帯無線インターネットが開放される。
5GHz帯無線インターネットは、すでに屋内用の5.2GHz帯無線LANが制度化されていたが、屋外使用に関しては、既存システムとの干渉などが予測され利用できずにいた。今回の答申では、4,900~5,000MHzおよび5,030~5,091MHz帯において、既存システムとの共用を図りながら、無線インターネットとして利用できる技術的条件が決定された。
5GHz帯無線インターネットの屋外使用形態としては、公衆無線LANサービス(いわゆるホットスポットサービス)や、住宅やマンションなどへ向けたFWA(Fixed Wireless Access:加入者系無線アクセスシステム)が想定されている。チャンネル配置は、1チャンネルあたり20MHzで計7チャンネル。伝送速度は、20Mbps以上となっている。
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(2002/5/7)
[Reported by okada-d@impress.co.jp]