米Googleが企業向け検索専用機器の新型モデル「GB-5005」を発表

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http://www.google.com/press/pressrel/appliance_5005.html
http://www.google.com/appliance/

　米Googleは30日、企業向けの検索アプライアンス製品「Google Search Appliance」シリーズの新型モデル「GB-5005」を発表した。同社は併せて、従来モデル「GB-1001」「GB-8008」のセキュリティーや性能の向上も図っている。

　Google Search Applianceは、Googleの検索技術をハードウェアに組み込み、イントラネットやWebサイトで利用できるようにした企業向けの製品。新型モデルのGB-5005は、5つのクラスターサーバーで構成され、最大300万ものドキュメントを検索可能だ。顧客サービス向けのWebサイトや企業全体のイントラネットの検索に適している。

　この製品シリーズには、企業の部門や中規模企業向けの「GB-1001」、グローバル事業向けの「GB-8008」がある。GB-8008では性能を75%向上し、1回のクエリーで700万のドキュメントを検索可能にした。

　また、すべてのモデルで、基本的な認証技術やMicrosoftの「NTLM」で保護された情報を検索できるようにした。これらのドキュメントは、Google Search Appliance内でセキュリティを確保され、検索結果にはユーザーがアクセスを許可されたドキュメントのみが表示される。

　さらに、GB-5005とGB-8008では、検索情報のレイヤーを2つ作成できるようにした。これらは、重要なドキュメントを1時間ごとに更新するトップレイヤーと、1日ごとに更新する大規模なベースレイヤーだ。

　Googleによると、米エネルギー省国立エネルギー技術研究所や、米教育省、米カリフォルニア州運輸交通局、米ミシガン大学工学部などに新たにGoogle Search Applianceを納入したという。

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(2002/10/1)

[Reported by 江藤 浩幸]