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「競馬道OnLine」が5周年~ヘビーユーザーをターゲットに成功へ
■URL
http://www.keibado.com/
http://www.keibado.ne.jp/keibaguest/event/5nenger/ (5周年告知)
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左からNECインターチャネルの黒川社長、ケイバブックの松井社長
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NECインターチャネル株式会社と株式会社ケイバブックが共同で運営する競馬情報サイト「競馬道OnLine」が5周年を迎えた。Webサイト、PCソフト、携帯電話とそれぞれのメディア特性を生かしながらの連携で、現在18万人のユーザーを擁しているという。
「競馬道OnLine」は1997年10月にBIGLOBEでサービスを開始。競馬分析のためのデータ販売と豊富なコンテンツで、有料にも関わらず高い人気を獲得した。今年5月にはWebサイトでの会員が5万人、携帯サイトでの会員が7万人を突破し、また2001年度の売上げが10億円を超えるなど、有料コンテンツの成功例として知られている。
5周年記念の発表では、NECインターチャネルの黒川湛社長が「始めた当初は、GIのない時期に入会者より退会者が多くなってしまったり、ビギナー向けのアプローチを行なって今一つだったこともあった。試行錯誤を重ねたことで、『競馬道OnLine』に来るのはヘビーユーザーであることがわかってきた。今は既存ユーザーの方の満足を高めながら、少しずつ新たな方も増やすことを目指している」と発言。開始当初は5年でペイできればと見ていた同サイトだったが、3年で累積損失を解消したという。またケイバブックの松井淳代表取締役社長は、「競馬に関するデータを豊富に持っていたが、どう出すかを思案していた時期に黒川氏からのアプローチがあった。口説き落とされてOKしたようなところもあったが、今にして思えば幸運な出会いだったと思う」と、サイト開始の経緯を語っていた。
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競馬道OnLineのサイト
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「競馬道OnLine」では、競馬ファンが欲しい情報を求められる形で展開することで、今後さらにパワーアップを計っていくという。すでに9月からこれまでパッケージ版でのみ提供していたソフト「競馬道Pro」最新版のダウンロード販売を行なっているほか、10月18日からは競馬予想支援サービス「タイムフィルターOnLine」、また10月4日からはトップジョッキーの連載コラム(第一弾は後藤浩輝騎手)などを開始する予定だ。
(2002/10/2)
[Reported by aoki-m@impress.co.jp]
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