地方自治体向けの「LG.JP」登録開始

■URL
http://jprs.co.jp/press/021001.html

　日本レジストリサービス（JPRS）は1日、地方自治体向けのドメイン名「LG.JP」を新設し、同日より登録を開始したと発表した。

　「地方自治法に定める地方公共団体のうち、普通地方公共団体、特別区、一部事務組合および広域連合等」と、これらの団体が提供する行政サービスで「総合行政ネットワーク運営協議会が認定したもの」がLG.JPの登録資格を持つ。

　LG.JPドメインは、その団体の属性を表わす「METRO」「PREF」「CITY」「TOWN」「VILL」「UNION」という6種類のラベルと、原則として自治体名をヘボン式ローマ字で表記したラベルで構成される。例えば、東京都千代田区は「city.chiyoda.lg.jp」となる。

　サードレベル以下が既存の地域型JPドメインの構造に似ているが、「city.chiyoda.tokyo.jp」のように都道府県名が入らない点が異なるわけだ。このため、全国に同一名称がある町村については県名を、同一都道府県内に同一名称の町村名がある場合には郡名を、それぞれ町村名の前にハイフンで区切って追加するルールが設けられている。

　JPRSでは、対象となる団体の総数から、約4,000件の登録を予定している。2日現在ですでに数件の登録があるというが、実際にそのドメイン名でウェブサイトが運営されているかどうかは未確認だ。なお、レジストラ業務は、財団法人地方自治情報センター（LASDEC）が担当する。

◎関連記事
■地方自治体専用の「LG.JP」、10月にも登録開始

(2002/10/2)

[Reported by nagasawa@impress.co.jp]