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FBIとSANS、最も危険なセキュリティー脆弱性のトップ20を発表

■URL
http://www.sans.org/top20/
http://www.sans.org/top20/MediaAdvisoryTop20.pdf

 米連邦捜査局(FBI)の国家インフラ保護センター(NIPC)や、セキュリティー研究機関のSANS Instituteなどは2日、ハッカーやサイバー犯罪に最も多く狙われているセキュリティー脆弱性のトップ20を発表した。これらを公表することで、企業などがセキュリティーの脆弱性に対応できるようにするのが狙いだ。

 NIPCとSANSは2年前、最も危険なセキュリティー脆弱性のトップ10をまとめた文書を公表したところ、数千もの組織が活用したという。両者は1年後、セキュリティー脆弱性のリストをトップ20に拡充。今回公表したリストは、このトップ20を元に更新したもので、Windowsにおける脆弱性のトップ10と、UNIXにおける脆弱性のトップ10をまとめている。両OSを標的として、毎年数千件ものセキュリティー事件が起きているが、それらのうちの大半が、これらの脆弱性を悪用したものだという。

 Windowsのセキュリティー脆弱性では、トップがMicrosoftの「Internet Information Services」(IIS)。以下、「Data Access Components」(MDAC)、「SQL Server」、「NETBIOS」、「Anonymous Logon」と続き、「Internet Explorer」(IE)は8位となっている。一方、UNIXでは、トップが「Remote Procedure Calls」(RPC)。以下、「Apache Web Server」、「Secure Shell」(SSH)、「Simple Network Management Protocol」(SNMP)、「File Transfer Protocol」(FTP)と続いている。

 トップ20リストの公表により、経験を積んだセキュリティー管理者が自社ネットワークでトップ20の脆弱性を検出できるようにするとともに、セキュリティー情報のない組織や、技術に詳しいセキュリティー管理者がいない組織が活用できるようにする。また、ネットワークを利用する個人に対しても、危険度の高い脆弱性を警告し、修正できるようにする。

 NIPCやSANSは併せて、セキュリティー対策会社4社が、これら脆弱性のトップ20をチェックできる新製品をリリースしたことを明らかにした。

(2002/10/3)

[Reported by 江藤 浩幸]

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