【サービス】
ネットマイル、個人サイト支援の「投げ銭システム」を開始
溜まったマイルでお気に入りのサイトを応援
■URL
http://www.netmile.co.jp/plain&tp=user/net_game/TPItem_06.html
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投げ銭システムのページ
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株式会社ネットマイルは、オンラインポイントプログラム「NetMile」(ネットマイル)で「投げ銭システム」を開始した。個人サイトをポイントで支援するサービスとなる。
「NetMile」はアンケート回答や会員登録などでポイント(マイル)が溜まり、溜まったマイルを航空会社のマイレージなどの特典と交換できるサービス。現在会員数は127万人、加盟サイトは310社という。
今回開始した「投げ銭システム」は、質の高いWebサイトやメールマガジンを運営する個人(サイトオーナー)に対し、NetMileのユーザーが、マイルを贈ることができるもの。贈られたマイルは1マイルあたり0.5円のレートで換金してサイトオーナーに送金される。つまり好きなサイトやメールマガジンを、NetMileを使って“おひねり”を投げる感覚で支援できるわけだ。
ネットマイルでは、「優れた個人サイトから受ける恩恵は非常に大きいが、利用するユーザーから感謝の気持ちを表す手段がなく、サイトオーナーがサイトから得る収入も、アフィリエイトのバナー広告などの微々たるものがある程度だった。今回の『投げ銭システム』で、個人サイトのコスト面での自立がサポート可能になった」として、優れた個人サイトの輩出と発展を支援していきたいと述べている。現在投げ銭可能なのは、「百式」を含む3サイト。投げ銭対応サイトは、応募のあったサイトからネットマイルが審査の上決定する仕組みで、今後随時追加していく予定という。
Webサイトに対する投げ銭的なものでは、米Amazonが「Amazon Honor System」という仕組みで2001年から展開しているサービスがある。日本でもひつじ書房などが投げ銭システムを提唱していたが、実際に稼動するには至っていない。ネットマイルによる「投げ銭システム」が、対応サイトを増やしていき、個人サイトオーナーにとって朗報となることを期待したい。
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(2002/10/3)
[Reported by aoki-m@impress.co.jp]
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