【調査結果】
ホリデーシーズンのオンライン売上高、前年同期比24%増加の予測~米調査
■URL
http://bizrate.com/
顧客の投票によってオンラインショップをレーティングするサービスを提供している米BizRate.comは、米国における第3四半期と第4四半期のオンラインショッピング市場に関する調査報告を発表した。第3四半期のオンライン売上高は100億ドルで、前年同期に比べて37%増加した。同社は、第4四半期のオンライン売上高が過去最高の168億ドルに達し、前年同期に比べて35%増加すると予測している。
2002年11月25日から12月25日のホリデーシーズン中のオンライン売上高は、80億ドルに達し、前年のホリデーシーズンに比べて6日短いにもかかわらず、24%増加する。
BizRate.comの調査によると、オンラインショッピング利用者のうち、ホリデーシーズン中に「オンライン支出を昨年よりも増やす」と答えたユーザーは27%で、「オンラインとオフラインの総支出を増やす」と答えたユーザーの12%を上回った。このようなユーザーの動向が、オンライン売上高の増加の要因となる。
BizRate.comのChuck Davis社長兼CEOは「第3四半期は、一般的に売上が緩やかになる時期であり、37%の成長率はホリデーシーズンに向けて良い兆しだ。第4四半期には、オンラインショップが価格と配送料無料サービスを強調することで、成長率を35%と予測している」とコメントしている。
(2002/10/7)
[Reported by 江藤 浩幸]
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