【業界動向】
カレンなど、eメールマーケティングの個人情報保護支援事業を開始
■URL
http://www.current.co.jp/info/release021007.html
http://www.cpdc.co.jp/
株式会社カレンは、株式会社シーピーデザインコンサルティング(以下CPDC)と業務提携し、eメールマーケティングにおける個人情報保護コンサルティング事業を開始すると発表した。
カレンはeメールマーケティングを主体とした企業。メール配信やコンサルティングなど、クライアント企業の顧客データベースなどをアウトソーシング事業者として扱う機会が多いため、個人情報保護には以前から気を配っていて、2000年にはプライバシーマークも取得している。一方のCPDCは、今年4月に大日本印刷の社内ベンチャー第一号として設立された会社で、個人情報保護に関するコンサルティング事業を展開している。
カレンによれば、企業による個人情報データの流出事故が昨今急増していて、また個人情報保護に関する関心も高まっていることから、企業から個人情報保護への社内体制構築や、プライバシーマーク取得に関する問合せが相次いでいるという。このため、個人情報保護コンサルティングで定評のあるCPDCと提携し、“eメールマーケティングのための個人情報保護体制構築”を支援するコンサルティング事業を開始する運びとなった。内容はセミナーから個人情報保護体制についての社員教育、プライバシーマーク取得に関するコンサルティングなど、企業側のニーズに合わせて対応する方向で、価格は提供内容によって異なる。
カレンとCPDCでは、この事業で2003年3月までに約20社への導入を目標としている。
(2002/10/7)
[Reported by aoki-m@impress.co.jp]
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