【回線・プロバイダー】
非常時のネットワークを迅速にサポート KCOM「サービス継続プログラム」開始
■URL
http://www.kcom.infonet.jp/
http://www.infonet.com/
株式会社ケイコム(以下KCOM)は、企業向けの「サービス継続プログラム」を発表した。米Infonet Service(以下Infonet)が提供しているサービスを、日本市場向けに提供する。
Infonetは世界的に展開する通信サービス企業で、現在約3,000社のグローバル企業にサービスを提供している。同社が今年7月から展開している「サービス継続プログラム」(Service Continuity Program)は、企業のネットワークに対して、非常時のためのバックアップ措置を予め設定しておくサービスだ。ネットワークの機能停止やサービスの中断を防ぎ、非常にも最低限のコストで予備ネットワークに移行が可能という。プログラムにはIP-VPNインターネットやIP-VPNセキュア、グローバルATM、リモートアクセスなどの機能が含まれ、これらに必要となる企業・電話局間の回線や企業構内設備などを、Infonetが一括して調達し、企業側はワンストップでサービスを利用できる点も特徴だ。
「サービス継続プログラム」は世界情勢が不安を増し、大手ISPの倒産なども目立つなか、通信回線の途絶回避を求める企業からのニーズが高まって開始したという。日本ではInfonetと提携しているKCOMのInfonet事業部を通じて、同サービスを展開していく。
(2002/10/10)
[Reported by aoki-m@impress.co.jp]
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