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【調査】

ブロードバンドで“ダブル・スクリーン生活者”が増加
博報堂調査より

■URL
http://www.hakuhodo.co.jp/

 株式会社博報堂は、ブロードバンドユーザー約1万人を対象とした「ブロードバンド生活者の実態調査」の結果を発表した。

 同社はブロードバンドが生活者に何をもたらしたかを把握するため、10代から60代のブロードバンドユーザー約1万人(有効回答9,917人、男女比6:4)を対象としたインターネット調査をこの8月に展開。その結果をまとめたものだ。

 結果では、ブロードバンドの導入を良かったと感じ、従来のインターネット接続でのストレスから解放されたユーザーが大多数を占めた。「ブロードバンドにして良かった」と感じている人は99.7%で、後悔しているユーザーはゼロに近い。良かった理由としては、「定額料金で使い放題」が82.1%でトップ。以下「常時接続でつなぎっぱなしにできる」(72.5%)、「ソフトウエアのダウンロードが短時間で済む」(56.7%)、「サイトを待たずに閲覧できる」(50.1%)と続いている。

 またブロードバンドを導入したことで、インターネットが生活に密着する傾向が見られる。「ブロードバンド生活者になって変わったこと」という質問では、「知りたいことを気軽にインターネットで検索するようになった」との回答が約70.0%。また「旅行やレジャーの前にインターネットで調べる」(47.7%)、「興味を持ったことはすぐにインターネットで調べる」(37.9%)など、生活のなかでのちょっとしたことをインターネットで調べるユーザーが増えている。

 一方、「テレビ視聴時に関連する情報をインターネットで検索」したことがある人は70.2%。このうち半数の48.8%は、「ブロードバンドにしてから(テレビを見ながらの)検索が増えた」と回答している。テレビを見ながらインターネットを利用する“ながら視聴”を煩雑かたまに行なう人は全体の52.9%に上り、ブロードバンドでこうした“ダブル・スクリーン生活者”が増加している。「部屋にいる間PCをつけっぱなしにする」ユーザーが44.1%いることも、こうした傾向を裏付けているといえるだろう。

 さらに「家庭内でインターネット回線を共有している」ユーザーは68.3%。「1台のPCで利用」(33%)、「複数台のPCで利用」(36%)と分かれるが、ブロードバンドによって、子供や中高年を含めた家族で気軽に利用できるようになったことが要因と思われる。


 博報堂では今回の結果を、「ブロードバンド生活者は、インターネットを日々の情報検索やコミュニケーションの必需品、いわば情報生活における『ライフライン』として活用するようになった。また『ダブル・スクリーン生活者』や家族中で回線を共有する『リビング・ネット生活者』といった層が増えているなど、インターネットが家庭生活における必需品、すなわち家電化していることが明らかになった」と分析している。反面、ブロードバンド普及後のサービスとして期待される「短編映画の配信」(利用経験者は18.1%)や「インターネット放送局」(同23.6%)などの利用経験者は多くなく、「ブロードバンド化によるインターネットサービスの利用方法は、まだ大きく変化してはいない」と見ている。

(2002/10/11)

[Reported by aoki-m@impress.co.jp]

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