【調査結果】
2001年度の無線LAN機器市場
前年比140.7%の172億7,600万円
■URL
http://www.yano.co.jp/press/2002/021016.html
矢野経済研究所が16日に発表した「ワイヤレスネットワークシステム市場に関する調査結果」によると、2001年度における電波無線LANの機器の市場が172億7,600万円に成長したことが明らかになった。数量ベースでは2倍に伸びたものの、アダプターやアクセスポイントの低価格化が進んだことで、金額ベースでは前年比140.7%に止まった。
中心はやはり2.4GHz帯のIEEE 802.11b製品で、5GHz帯のIEEE 802.11aは、製品が十分に出そろわなかったことや価格が高いことで敬遠されたとしている。ただし、より高速な製品が求められていることから、2002年下期から2003年にはIEEE 802.11aの本格的な普及が始まると想定。また、低価格化が進む中、メーカーにとっても高価格な製品の投入が迫られるということから、IEEE 802.11gやIEEE 802.11hなどの規格への対応がさらに早まると見ている。
(2002/10/16)
[Reported by nagasawa@impress.co.jp]
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