【調査結果】
不況を反映、「ハローワーク」へのアクセスが急増
~ネットレイティングス調査
■URL
http://www.netratings.co.jp/press_releases/1017_Ranking_J_final.pdf
http://www.hellowork.go.jp/
ネットレイティングス株式会社が17日に発表した、2002年9月度のインターネット利用動向調査によると、厚生労働省の「ハローワーク」サイトへのアクセスが前年同月比約2.9倍と急増していることが明らかになった。厚生労働省と民間の人材紹介会社などによる求人情報検索サイト「しごと情報ネット」へのアクセスも増加しており、厳しい景気・雇用環境を反映したものとなっている。
調査によると、ハローワークのサイト「hellowork.go.jp」への総訪問者数は42万7千人。訪問者の属性では、30歳代の割合が36%、続いて20歳代が28.8%となっている。20歳代は、2001年9月から1.4ポイント減少しているが、一方で30歳代は6ポイント増加した。
利用状況については、hellowork.go.jpにアクセスした人の80%が実際に「仕事検索ページ」を利用しているという。また、1カ月の平均利用時間は32分で、オークションの「BIDDERS」やECサイトの「楽天市場」の利用時間に匹敵するものだという。これについてネットレイティングスでは「サイト内の情報価値が高いことに加え、それだけ真剣な利用者が多いことの証明です」としている。
◎関連記事
■17万件超の求人情報が検索できる「しごと情報ネット」がオープン
(2002/10/17)
[Reported by okiyama@impress.co.jp]
|