【サービス】
27ヶ国語に対応した患者と医師の対話支援サービス「Trans-medi」■URL
これは言語が通じない医師と患者の間を、文字コミュニケーションで支援するもので、問診票を2ヶ国語に翻訳する「問診票作成サービス」と、患者と医師の使用言語の両方を用いて対話形式でコミュニケーションを行なう「基本フレーズ対話支援サービス」を提供する。「問診票作成サービス」では、患者が選択形式の質問に答えていくと症状をまとめた問診票が作成され、それを患者の使用言語と医師の使用言語の2ヶ国語に翻訳し、それぞれ表示させる。問診表の質問事項は、メディケアーネットの社長で、開業医かつ医学博士でもある三輪谷博史氏が監修し、症状やアレルギー・感染症の有無など、多くの診療に必要な基本的な問診事項を網羅。また翻訳可能な言語は日本語、英語、アラビア語、インドネシア語、タイ語など、27ヶ国語に対応している。 メディーケアネットでは、海外からの旅行者や在日外国人の多い地域の自治体・医療機関での活用や、旅行代理店・損保会社による海外渡航者へのサービスとして、「Trans-medi」の利用を想定している。同サービスはASP形式で提供され、価格は旅行代理店向けの場合、1ヶ月100IDで20万円~、自治体・医師会等向けの場合、年間50ID(無制限使用可)で300万円~など。また医師や海外旅行予定者など個人での利用も可能で、この場合は24時間有効IDで300円、1ヶ月有効IDの場合5,000円といった価格体系となる。同社はこの事業で初年度に1,000万円の売上げを目標としている。 (2002/10/22) [Reported by aoki-m@impress.co.jp] |
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