【業界動向】
米ダイレクトマーケティング業界団体がスパムの法規制を支持
■URL
http://www.the-dma.org/cgi/disppressrelease?article=354
米ダイレクトマーケティングの業界団体「Direct
Marketing Association」 (DMA)は20日、顧客のメールボックスに押し寄せる大量のスパムメールに対して、法規制を支持する方針を明らかにした。
DMAは今年2月、消費者が合法的な宣伝メールとスパムとを区別するための、オンラインマーケティングに関する自主規制ガイドラインを発表している。今回のスパム規制支持表明は、これに続くもので、消費者や合法的な広告主に損害を与える、増加するスパムを取締まるための活動の一環となる。
DMAのH. Robert Wientzen会長兼CEOは「消費者のメールボックスを混雑させるスパムを阻止することは、重要なマーケティングチャンネルとしてのメールを保護するための最優先事項だ。法規制などによって解決しなければ、合法的な広告主は数百ものスパム業者から損害を受けるだろう」と指摘。
DMAは今後数週間~数ヵ月に渡って、州および連邦政府レベルでのスパムの法規制活動を支援する計画。また、引き続き消費者への啓蒙活動や業界への自主規制策を提供しする予定だ。
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(2002/10/23)
[Reported by 江藤 浩幸]
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