【サービス】
~ハードウェア、工事から保守までオールインワンで提供
NTT東日本、フレッツ対応VPNパッケージ商品の発売を開始
■URL
http://www.ntt-east.co.jp/release/0210/021028a.html
NTT東日本は28日、インターネットVPN構築に必要なネットワークからハードウェア、工事および保守までをオールインワンで提供する「インターネットVPNパックforフレッツ(以下、VPNパック)」を11/1より提供開始する。
VPNパックは、フレッツ網を利用したVPN環境をトータル且つ最小構成の機器で構築するために、比較的安価に提供できるというサービス。主に、トータルで10拠点以内の中小事業所向けに提供するという。サービス対象エリアは、NTT東日本の「Bフレッツ」、「フレッツ・ADSL」、「フレッツ・ISDN」のサービス提供エリアとなっており、ISPやVPN接続機器、VPNクライアントソフトまでをトータルに提供する。現在対応しているISPは、@niftyやBIGLOBE、So-netなど11社で、ユーザー側で選択することも可能だ。
|
VPNパックのサービス提供イメージ。これら4つがセットで提供される
|
サービス提供時には、NTTの担当者がユーザーの利用環境に合ったISPや機器、通信環境などを提案し、できる限りユーザーの希望に合った組み合わせを選んでいくとのこと。VPN機器の選択を例に取ると、NTT東日本では2機種の機器を用意しているが、詳細な機種名などを公表していない。これは、ユーザーの環境次第では当初予定していた機種以外の選択も有り得るからだという。VPNパックには、この他にも現地におけるVPN接続機器の設置工事や試験なども含まれる。ただし、リモートメンテナンスを行なう関係上、センターやメンテナンスを必要とする拠点には、固定のグローバルIPアドレスが1個づつ必要となる。導入費用は、VPN接続機器3台、VPNクライアントソフト1セットの場合で62万円。その他に、ADSL等の回線使用料やISP料金、保守料金が月々必要となる。保守料金は、年額2~4万円程度とのこと。
|
VPNパックのサービス導入例
|
(2002/10/28)
[Reported by otsu-j@impress.co.jp]
|