【ソフトウェア】
オープンソースのP2P情報収集・ファイル共有ツール「Opencola」リリース
■URL
http://www.opencola.com/about/press/releases/2002/11-05.php
米Opencolaは5日、P2P技術を利用した情報収集・ファイル共有ツール「Opencola
PRO 1.0」のリリースを発表した。同社サイトからWindows 98SE/Me/2000/XP対応版がダウンロード可能、利用するにはブラウザー「Internet
Explorer」5.0以上が必要だ。現在、30日間使用できる期間限定版が公開されているが、期間終了後は99ドルで1年間使用できる。
Opencolaは、一つのキーワードを入力するだけで複数の検索サイト、ニュースサイト、さらに独自のP2Pネットワーク「Opencola Knowledge Network」に接続している他のユーザーが持つドキュメントから該当する情報を探しだし、表示するというソフトだ。Google、AllTheWeb、AltaVista、Teomaなど主な8つの検索サイトのほか、2,800のニュースサイトが検索対象となっている。P2Pによる検索では、HTML、textファイルのほか、PDF、Word、PowerPoint、Excelなどのドキュメントも対象となる。P2Pにより接続している他のユーザーとはファイル共有のほか、チャットも可能となっており、Opencolaでは、グループウェアとして利用できるとしている。なお、ここでやりとりされるメッセージは暗号化された状態で通信される。
Opencolaは1999年に設立された企業で、オープンソースによる製品開発を進めてきた。これまでに高速ファイル転送システム「Swarmcast」などを開発したことで知られている。
(2002/11/6)
[Reported by okiyama@impress.co.jp]
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