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【新製品】

データセクション、“といえば検索”を実現する
「DATASECTION Technology」発表

■URL
http://www.datasection.com/index.php?page=products
http://4im.net/ (4im.net)

 データセクション株式会社は、“連想”に着目した検索技術「DATASECTION Technology」を発表した。「アクセス向上委員会」の橋本大也氏、「今日の雑学+」の小橋昭彦氏の2人が設立した同社による新技術は、“といえば検索”で関連性の高い情報検索を実現するという。

「といえばサーバ」の概要図
 「DATASECTION Technology」は、従来の検索エンジンが情報結果を絞り込むことに主眼を置いていたのと対照的に、検索結果を広げていくことをテーマとした技術だ。何かを考えるとき、我々は「××といえば◎◎」といった発想で物事を関連付けることを自然に行なっているが、この“といえば”には、意味が似ている、同じジャンルに分類される、一緒に使われることが多い…など、さまざまな関係性が含まれている。「DATASECTION Technology」は、この関係を自動的に検索・認識し、元の単語や文章から意味のある情報のつながりを提示できる点を特徴としている。ステップとしては、Webサイトの情報や企業内ドキュメントなどから、キーワードを抽出してポイント付けし、各キーワードの類似性を判断してカテゴリーツリー状態に分類する。各ドキュメントの関連性は、ビジュアルマップ機能で意味の近いものは近く、遠いものは遠く表示できるため、大量の文書からでも関連情報を見つけやすいとしている。

 「DATASECTION Technology」は、検索サーバーソフトの「といえばサーバ」、メールサーバーソフトの「@DATASECTION」(アット・データセクション)、アンケート分類ソリューションの「DATASECTION Voice Map」の3製品に組み込んで提供される。「といえばサーバ」は、企業内イントラネットでの情報共有・活用や、企業サイト・ニュースサイトでの関連記事提供などの利用を想定し、価格は月額利用料で30万円~。「@DATASECTION」は、受信した電子メールにデータベースから関連情報を自動的に加えて配信できるシステムで、問い合わせメールに過去の類似回答事例を添付してサポート担当者に転送するといった用途が考えられるという。また「DATASECTION Voice Map」は、自由記入のアンケートなどの内容を解析・分類してレポート化するソリューション。何万通ものアンケート回答の自動処理が可能となり、精度の高いデータ分析とコストダウンを同時に実現できるとしている。「@DATASECTION」、「DATASECTION Voice Map」の価格は案件に応じて相談となる。

 データセクションでは「DATASECTION Technology」関連製品で初年度100件の導入を目標としている。なお同技術を用いたマーケティング情報サイト「4im.net」から、活用例を見ることも可能だ。

「DATASECTION Technology」のビジュアルマップ例

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「情報収集や分析のノウハウをシステムにする」~橋本大也氏・小橋昭彦氏のデータセクション社

(2002/11/11)

[Reported by aoki-m@impress.co.jp]

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